北欧のいなか暮らし

ヴィンテージ好きの宿主がスウェーデンの少し北のいなかの村、Monにて不定期にB&Bを開いています。ストックホルム・スンスバル・ハヴェロ地方を行ったり来たりしながら暮らすちょっと変わった生活スタイル。いなかのことを中心にスウェーデンでのいろいろなことを書いています。

スウェーデンの銀行口座をつくりました。

スウェーデンのパーソナルナンバーを取得し

IDカードを受け取ったら

しておきたい手続きのひとつ。

 

とても重要な銀行口座の開設。

 

 

どの銀行が良いかなぁと話していて

私の場合

日本に帰ることがあるし

円をスウェーデンクローナに替えたいことがわりとあるかも知れないということで

最初はFOLEXにしようと思っていました。

 

ここに口座を持っていると両替の手数料を払わないで良いそう。

それ大きいねっていうことで。

 

でも実際に窓口に行って開設しようと話を聞いてみると

確かに手数料を払わなくて良いのですが

そのためには

「ときどきFOLEXのカードを使わないといけない」のだそうです。

でもその「ときどき」の頻度はわからないとのこと^^;

 

加えて

ネットショッピングの際や

学校なんかの公的なものにも必要な

「銀行ID」もFOLEXではもらえないとのことで

他の銀行にしようということになりました。

 

 

そして近くのSwedbankへ。

順番が来てカウンターに行くと

「短期バイトなどではなく、ちゃんとした仕事を持っていないと開設出来ない。ヨーランはうちの顧客なのでミーティングの予約をしてもらって後日来てくれたら彼女の口座開設が出来るかどうか調べる」

ということを説明されましたΣ(゜□゜;)

「IDを発行している税金に関する機関なら、そこ独自の銀行IDを発行できるよ」

とも。

 

 

 

でも

私たちはIDカードを受け取りにその機関へ行ったとき

そこ独自の銀行IDは本当の銀行IDとはちょっと違うので

出来たらちゃんと銀行でやった方が良いと聞いていたのです。

 

 

 

そこで

地域のSwedbank事務所へ。

なんでも

昔は住んでいる地域を担当する支店があったそうで

そこには「自分担当の人」もいたのだそう。

 

今は「自分担当の人」制度はなくなったのですが

少し「自分の地域担当の支店」のような感じは残っているらしく

そうでないところへ行くよりは大切に扱ってくれるとかで

「もしかして処理してくれるかもしれない!」と向かったのです。

 

 

 

なんだか銀行というよりは

会社という感じの場所で

誰もいない受付で番号札を取って待っていると

しばらくして人が出てきました。

 

「今ちょうどすいてるからいいですよ。」

と通常は先にミーティングの予約をとってからのところを

予約なしで聞いてくれることになりました♪

 

そして

なんと口座も作ってくれましたーーー(>▽<)

 

 

 

帰りに

「なんで一つ目のところはダメだったのに、今のところは口座まで作ってくれたの?」とヨーランに訊いてみると

「それは彼が優しかったからだよ」と(笑)

 

それからもちろん

前述の「住んでいる地域担当」のところへ行ったこともだそうです。

 

 

 

そして今まで

「銀行からもらった粗品の計算機」だと思っていたこれをもらいました。

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なんと

これは計算機ではなかったのです(笑)


ネット上で自分の口座にログインするときに使うもので

暗証番号+この小さな機械に表示される番号(毎回変わります)を入力するのです。

 

 

ヨーランがお家で

「あれ知らない?どこ行ったかなぁ(><)」って探し回っているときなど

「小さな計算機を使ってるんだなぁ。もっと大きな文字盤の便利なのがあるのに」と思っていた私(笑)

ほんとうに大事なものだったんですね^^;

やっと解りました(笑)