スウェーデンでの水のこと。
昨日の記事で
スウェーデンでのお肌のことを書いたので
ついでに水のことも書いておこうと思います。
(あくまで長期滞在する方の参考になればと書いています。短期滞在ではそこまで気をつけなくても大丈夫なのであまり気にしすぎず旅を楽しんでくださいね*)
昨日も水が大いに関係する内容でしたが
今日はもう少し詳しく。
お肌のことで言えば
去年の夏
スウェーデンで荒れに荒れた肌の原因が知りたくて
日本に帰国してからいろいろと考えたり
検査したり
調べました。
以前の記事にも書いたかなと思いますが
北欧の北の方は世界一蚊の種類と数が多い地域なので
初めて出会って刺された蚊だったり
ストックホルムやスウェーデンの南にはいない虫もいるので
初めて出会って刺されたり噛まれたりした虫の可能性もあると思ったり。
「あれは嫌だこれは嫌だ」とやる前から言いたくなかったので
とりあえずその土地で暮らす人たちの文化を受け入れることからはじめようと
皮膚の状態が良くなくても湖や川で頻繁に泳いでいたので
虫刺されでかゆくなって掻いた後
皮膚に穴が開いた状態で湖や川に入り
初めてのバクテリアとかにも出会ってるだろうから
それが原因かもと考えたり。
はたまた
古いお家に滞在していたので
スウェーデンの古い建物に使われていた建材でアトピーが起こることがあるという記事を読んで「これかも」と思ったり。
スウェーデンに住むお友達からは
「乾燥と水だと思うよ」と言われていたのですが
乾燥には頷けたものの
硬水は日本でも買って飲むくらいだし
スウェーデンの水道水は普通に飲めるしと
先進国の水を全面的に信頼していたところがありました^^;
でも調べていると
例えばクレンジングやシャンプーなどは
硬水で使用すると石けんカスとして残ってしまうという記事を読んでびっくり!
だから
軟水地域である日本で販売されているシャンプーやクレンジングと
硬水地域のものとでは同じ商品でも中身が少し違うということもあるのだとか(*_*)
私は
「日本人だから日本のものの方が合ってるだろう」と思って
クレンジングも日本から持って行ったものを使っていましたし
しかも洗い流すタイプのものを使っていたので
「そりゃあ、3か月毎日顔を洗って必要な油分を落としつつ、しかも石けんカスまで肌に溜めていたら荒れるわけだ・・・(*_*)」と納得。
私は肌だけでなく
目もひどい結膜炎になって日本に帰って来ていたので
「きっとクレンジングのときに目にも少量ずつ入ってしまっていて、目にも石けんカスが溜まってたんだろう」と思っていました。
でも次の冬にヨーランが教えてくれたことがあります。
「スウェーデンの水はとってもユニークで、ごみは取り除いているけれど自然にとても近い水なんだ。だからバクテリアがいるよ。」と・・・Σ(゜□゜;)
「飲むには何の問題もないと思うけど、バクテリアがいるので粘膜部分や身体の弱いところには使わない方が良いよ」と言ってくれたのです。
ヨーランにとっては
当たり前すぎることなので
わざわざ教えなくても私も解っていると思っていたこと。
私も
今まで過ごした日本の当たり前を勝手に
「先進国なんだしスウェーデンもだいたい一緒」と思い込んで訊きもしなかったことでした。
このことで更に納得がいきました。
去年の夏に滞在したときは
日本での生活同様
毎朝晩顔を洗って
顔を洗うついでに目もぱちぱちさせて洗っていたのです^^;
冬に滞在していたときは
顔を洗わないようにしていたので目が洗えず
どうしても洗いたいというときは
こちらで売っているアイボ○的なもので洗眼していましたが
コンタクトを入れるときなんかは
手を洗って拭いてからだと手に繊維がついて嫌なので
わざと濡れたままの手で入れていたし
ちょっとしたゴミが目に入ったときもそうして取っていたのです(><)
そりゃあ
ひどい結膜炎にもなるだろうと深く納得しました^^;
ただ
日本のお医者さんに教えてもらったのですが
日本の水にもアメーバなんかがいるのだそう。
だから
濡れたままの手でコンタクトを入れるのはオススメしないそうです^^;
そういうわけで
今は目周辺を触るときは一度沸かした水を使い
歯磨きのときのうがいにもそれを使うようにしています。
そうしたら
唇の荒れもなくなりました!
甘く見ていた水
甘くはありませんでした^^;
今も
身体を張って
いろんな経験をさせてもらっている最中です。
今まで手間要らずでいてくれた肌へのありがとうの気持ちや
だからこそ
ちゃんと丁寧にケアしていかないとと思う気持ちに気づかせてもらい
身体の大部分を占める水の大切さを実感させてもらっています(*´u`*)
今日はそれっぽい写真もないので
引っ越したばかりのアパートでの写真を(笑)
「(工事中の)ブロードバンド、はやく来ないかなぁー」と思いながら
ソファに横たわっていたときに撮った写真です(笑)