北欧のいなか暮らし

ヴィンテージ好きの宿主がスウェーデンの少し北のいなかの村、Monにて不定期にB&Bを開いています。ストックホルム・スンスバル・ハヴェロ地方を行ったり来たりしながら暮らすちょっと変わった生活スタイル。いなかのことを中心にスウェーデンでのいろいろなことを書いています。

クラシックコンサート

日曜日は

ストックホルムのとある教会で

ヨーランとお友達たちの演奏会がありました。

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ヨーランは伝統音楽を主にやっていますが

今回は楽しみのためにという感じで

お友達と集まってクラシックを演奏するということで

本人もちょっと緊張したみたい(笑)

 

 

でも

とても良いコンサートでした(*^▽^*)

 

トラバシュフルート3人

バスブロックフルート1人です。

 

 

トラバシュフルートは木の横笛で

今調べてみると日本ではトラヴェルソとかバロックフルートと呼ばれているのかな?

私はクラシックに全然詳しくないので

ヨーランに教えてもらったところによると(私の理解が間違っていなければ)

16世紀~17世紀頃のオーケストラでは

現在のような金属製の笛ではなく木製の笛が演奏されていたそうで

だからこの頃の音楽を演奏するときにはその時代に使われていた楽器として

この笛が使われたりするのだそうです。

 

 

写真の向かって一番左のスヴェンは長年オーケストラで演奏してきた人(現在は定年退職しています)

女性のキーナの背景についてはわかりませんが

ヨーランは長年伝統音楽を中心に演奏してきています。

 

3人は同じ楽器を演奏しましたが

その背景が違うからか

演奏しているときの身体の動きも違えば

それぞれのトラバシュから流れ出る音も違って

とても興味深かったです。

 

 

そして

一番右に写っているクヌートは音楽学校の教授だとのことで

ファゴットを演奏しているそうですが

この日はバスブロックフルートを演奏していました。

個人的にはバスブロックフルートの音が出る前の音と

ヨーランがいつも演奏しているコントラバスブロックフルートの音に通じるものがあるような気がして

これもおもしろいなぁと思いました^^

 

 

 

この日

スウェーデンの作曲家が作った曲も演奏されていたのですが

その作者にまつわる話なんかも紹介してくれて

私も興味深く聞けました(^^)

 

例えば

この時代に笛は大流行していたそうで

演奏機会も多く仕事が忙しかった作者は

長い演奏のあと

口の下やあごの辺りが汗びっしょりになるので

カツラの下にパウダーをしのばせておいて

演奏後、次の曲に移る前の少しの時間にさっとカツラの下からパウダーを取って

汗びっしょりになった口元にパウダーをはたいていたのだそう(笑)

 

 

こういう話も

本に載っているものだそうですが

普通の学校の音楽の授業しか受けていない私には初めて聞くもので

おもしろいなぁと思いました(*^^*)

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ヨーランも久しぶりにクラシックを演奏して

ちょっと緊張はしたものの楽しかったみたいで良かったです(*´▽`*)

 

 

本人たちも

「またやろう!」と言っていたので

私も楽しみ☆