北欧のいなか暮らし

ヴィンテージ好きの宿主がスウェーデンの少し北のいなかの村、Monにて不定期にB&Bを開いています。ストックホルム・スンスバル・ハヴェロ地方を行ったり来たりしながら暮らすちょっと変わった生活スタイル。いなかのことを中心にスウェーデンでのいろいろなことを書いています。

初めてお葬式に参列。

5月も半ばにさしかかる頃

朝からストックホルム県の島へ行きお葬式に参列して

スンスバルへ帰りました。

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長い1日でした。

 

 

 

ヨーランを含め

故人と親交のあった沢山のミュージシャン仲間が演奏し

 

終始音楽いっぱいの式でした。

 

牧師さんも思わず涙して故人を偲び

参列者は約150人。

故人はパーティー好きでみんなを楽しませるのが大好きだったから

故人の息子がこの日の為に地元の友人たちと組んだバンドで

故人の大好きだったニューオリンズのジャズを奏で

誰より悲しい真っただ中であろうに

参列者をめいっぱい楽しませるべく

そして亡くなったお父さんを喜ばせるべく

楽しい音楽をたくさん聞かせてくれました。

 

最後教会から出る時は皆で『聖者が街にやって来る(When the Saints Go Marching In』を歌いながら、踊りながら外に出ました。

 

 

 

 

楽しくて笑っているけど涙が出てくる初めての経験。

 

式の後の食事会でもセッションが始まったり音楽が絶えなくて

みんな笑顔でパーティーのよう。

 

故人が一番望んだかたちになったと思います。

本当に本当に良いお式だった。

(参列者や故人の家族が笑いながら何度も説明してくれましたが、この日のお葬式はものすっごく”変わった”お葬式だったそうです。なので一般的なお葬式はこんな感じではないよう)

 

そこの教会の元牧師さんも駆けつけて演奏していました。

本当にたくさんの人に愛されていたんだなと実感。

 

私が死ぬときも、彼のように優しく強くありたいと強く思わされた最期を迎えた人。

身をもってたくさんのことを教えてもらいました。

知り合ったのが遅かったけれど

あなたの人生に触れさせてもらえたこと

とても嬉しく思います。

ありがとう!

私もそちらへ行ったら、また色々教えてください。

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