初めてお葬式に参列。
5月も半ばにさしかかる頃
朝からストックホルム県の島へ行きお葬式に参列して
スンスバルへ帰りました。
長い1日でした。
ヨーランを含め
故人と親交のあった沢山のミュージシャン仲間が演奏し
終始音楽いっぱいの式でした。
牧師さんも思わず涙して故人を偲び
参列者は約150人。
故人はパーティー好きでみんなを楽しませるのが大好きだったから
故人の息子がこの日の為に地元の友人たちと組んだバンドで
故人の大好きだったニューオリンズのジャズを奏で
誰より悲しい真っただ中であろうに
参列者をめいっぱい楽しませるべく
そして亡くなったお父さんを喜ばせるべく
楽しい音楽をたくさん聞かせてくれました。
最後教会から出る時は皆で『聖者が街にやって来る(When the Saints Go Marching In)』を歌いながら、踊りながら外に出ました。
楽しくて笑っているけど涙が出てくる初めての経験。
式の後の食事会でもセッションが始まったり音楽が絶えなくて
みんな笑顔でパーティーのよう。
故人が一番望んだかたちになったと思います。
本当に本当に良いお式だった。
(参列者や故人の家族が笑いながら何度も説明してくれましたが、この日のお葬式はものすっごく”変わった”お葬式だったそうです。なので一般的なお葬式はこんな感じではないよう)
そこの教会の元牧師さんも駆けつけて演奏していました。
本当にたくさんの人に愛されていたんだなと実感。
私が死ぬときも、彼のように優しく強くありたいと強く思わされた最期を迎えた人。
身をもってたくさんのことを教えてもらいました。
知り合ったのが遅かったけれど
あなたの人生に触れさせてもらえたこと
とても嬉しく思います。
ありがとう!
私もそちらへ行ったら、また色々教えてください。