北欧のいなか暮らし

ヴィンテージ好きの宿主がスウェーデンの少し北のいなかの村、Monにて不定期にB&Bを開いています。ストックホルム・スンスバル・ハヴェロ地方を行ったり来たりしながら暮らすちょっと変わった生活スタイル。いなかのことを中心にスウェーデンでのいろいろなことを書いています。

友人の死。

4月も半ばに差し掛かろうという頃

1日に何度も涙した日がありました。

 


ヨーランと

『出来る限り会いに行こう』と言って

ストックホルムへ南下する度

なるべくお見舞いに行くようにしていたお友達が逝ってしまいました。

 



自宅で家族に見守られながら
痛みも感じず

眠るような最期だったとのこと。


私が死ぬときもそうありたいと思う最高の最期。
だけど涙が出ます。

 


ヨーランと何度も涙しては
彼の思い出話をして笑っての繰り返し。

 

 

 

病気自体は珍しくないものだったけれど

できた場所だか種類だかがものすごく珍しく、当初ドクター達に興味を持たれ手厚く診てもらえて手術成功。


でも手術した大きな病院と地元の病院間でのやり取りがされておらず忘れ去られてほったらかしにされ再発・悪化、手遅れに。


医療レベル以前のことが原因で本当に残念。。。

 

 

よく

スウェーデンは福祉大国と耳にするかと思いますが

確かに私も引っ越ししてすぐに手術を受けることになり

日本だと5~6万、或いはもっとするものが3~4千円で出来たことはすごいと思いましたが(でも日本だと手術後しばらく入院するのが通常のところ、私は麻酔から病院を後にするまで、トータルで2時間です)

無料で、または少額で医療が受けられるかわりに

とても待ち時間が長かったり(予約できたのが2か月後なんてことも)

友人のように当たり前のことがされておらず命を落とすことになったり。。。

 

日本はスウェーデンに比べると医療にかかる費用は高いけれど

ちょっと心配になるとすぐ診てもらえる環境があって

来院の予約なしで思いついたときに行けたり、予約をしたとしても数か月先ということもなく

どちらがより良いと言い切るのは難しいなとよく思います。

 

 

どっちもどっち。

それぞれ良いところとそうでもないところがあって

良いところを取り入れて改善することができたらいいなと思います。

 

 

 

友人に起きた医療ミスや

他から聞くいろいろなことで

スウェーデンに住むなら健康でいなければと改めて思わされました(´へ`)

 

会社勤めの方などは

会社負担で健康診断が受けられるようですが

そうではない私やヨーランは自己負担となり

しかも高いんですよね^^;

 

 

そこで

『税金分のお金はかかるけど日本に住民票を再度おいて、健康保険も復活させておいて、一時帰国のときに保健センターなどでやっている健康診断を受けたらいいかな・・・』と考えましたが

SNSで見かけたところ

どうやら住んでいないのにそうすることはダメなようで叶わず。。。

 

 

とりあえず

なるべく健康でいられるように日々気を付けておこうと思います^^;

同時に

スウェーデンの医療にまつわる問題が改善されていくことを願いつつ。。。