寒いところのあったかい人たち。
バタバタとしていて
ツアーのつづきの記事を書くのが遅くなってしまいました。
ピーティオからヨックモックへ向かう途中でトナカイの群れに会い
雪の中を進んでたどり着いたヨックモック。
日本のお菓子会社で
「ヨックモック」という名前を聞いたことがある方も多いのではないのでしょうか^^
その名前の由来の町です。
会場入りして
早速サウンドチェックに入ります。
マッティンのベースの音がなかなかすぐにうまく行かなかったようで
マッティンがPAさんのところに行って
会場に響くベース音を聴きながら判断できるよう
途中少しだけヨーランがベースを弾くという場面が(笑)
とてもめずらしいひとこまなので写真に撮っておきました(笑)
2枚目の写真でたまたま写り込んだ
ファンニ(フィドル)の後ろ姿が唖然としているように見えて好きです(笑)
私はこの日もCD販売の係りをしていましたが
ヨーランたちのステージ中はアンコール直前まで会場で観ていて
今回は2階席に1人座り
果林さんのカメラで撮影をするという役割も担っていました。
そんなわけで写真も2Fからのものです。
どういう賞なのかわかりませんが
コンサートがはじまる前にヨーランが賞を頂いてました^^
そして本番へ。
会場についてスタッフの人と話したり
他の人と話すのを聞いていたときにも
「あぁ北スウェーデンに帰って来た」と感じましたが
コンサート中のお客さんの様子を上から観ているときも
ものすごくそう感じました^^
スウェーデンの人は
コンサートを観ているときでも
日本の観客に近いところがあって
わりとおとなしいのですが
この日のお客さんたちは更におとなしく数人が少し揺れているのが見えましたが
殆どの人は微動だにせずステージへ目を向けています。
でも
楽しくないから微動だにしないわけではないんです。
内ではものすごく楽しんでいるんです(笑)
終わった後の拍手の大きさや声援ではそれが伝わって来ます。
この日の会場のステージからは
お客さんがあまり見えなかったらしいのですが
「お客さんの反応は暗くて見えなかったけど、すごく楽しんでくれているのが伝わって来た」とフィドルのファンニとチェロのクラーラが言っていました(*´u`*)
みんながみんなではないですが
北の人はわりと表情から気持ちを読み取るのが難しいことがあります。
私のお友達で
ラップランドのフィンランド語訛りのスウェーデン語を話す地域出身の女性がいて
後でヨーランから教えてもらって知ったのですが
そこ出身の人は珍しいらしく
ヨーランは
私がキルナに友達がいることにまず驚き
その1人がまた特別な地域出身の人だということにまた驚いていました^^;
あまり笑わないし
声も低めで
常に低いトーンで話すので
最初は「とても面倒見良くしてくれるし、よく話しかけてくれるけど、私のこと気に入ってくれているのか、あんまり好きじゃないのか、、、???」と思っていたことがあります(笑)
でもとっても気に入っていてくれていたのでした^^
冗談も無表情で言うので最初は笑っていいのかダメなのか分からなかったのですが
今ではそういうのもわかるようになりました(笑)
とーーっても優しくてあったかい女性です(*´u`*)
勿論
そのお友達も仲良くなるとよく笑ってくれるようになりましたし
最初から表情でちゃんとわかるフレンドリーな人もたくさんいます。
北スウェーデンの人とふれあっているとき
とっても寒いところに住んでいるのに
とってもとってもあったかい人柄を感じることがよくあります。
この日のお客さんたちも
心地よい人たちでした^^
終わってからホテルにて。
みんなでお喋りしながら一杯^^
楽しかった(*´▽`*)