北欧のいなか暮らし

ヴィンテージ好きの宿主がスウェーデンの少し北のいなかの村、Monにて不定期にB&Bを開いています。ストックホルム・スンスバル・ハヴェロ地方を行ったり来たりしながら暮らすちょっと変わった生活スタイル。いなかのことを中心にスウェーデンでのいろいろなことを書いています。

SFIナショナルテスト

私は移民用のスウェーデン語学校、SFIのディスタンスクラスで勉強しています。

ディスタンスなので

ネットを使って自分で勉強し

週に1回、Skypeを使って先生と口頭テストを行うという感じのスケジュールでやっているので

実際に学校へ行ったのは最初の説明会のときだけでした。

 

 

 

それが先月だったか先々月だったか

先生から案内が届き

「もうすぐ教科書も終わるし、ナショナルテストがあるから受けて下さい」とのこと。

指定された日はストックホルムに居ない時期だったので

指定日に何か理由があって受けられない人のための日、3/19に受けてきました。

 

当初先生から

「初日に筆記、後日討論などの話す力を見るテストを行う」と聞いていたのですが

1日で全部やってしまうというスケジュールに変更になりました。

 

 

朝8:30から開始だったので

早くにアパートを出て

学校へ。

先に書きましたが

学校へは1度しか行ったことがなかったので

ヨーランがついてきてくれて

私のテストがはじまる頃に帰って行きました。

 

 

 

スウェーデン語初心者の方であれば

多分Aクラスから始まって

最終のDクラスを終えると卒業という流れだと思います。

 

そうするとAクラスで1回、Bクラスで1回という風に

各クラスにいる間に1回受けるようになっているのですが

私は元々日本で少しスウェーデン語講座に通ったりしていたことと

ヨーランとはいつもスウェーデン語で会話しているので

クラスの振り分けテストでいきなりDクラスに入ってしまったので

ナショナルテストを受けたこともありませんでした(*_*)

 

私と同じ教室でテストを受けていたのは

SFIの生徒以外もいましたが

みんなCとかDクラスの人で

今回がはじめてのテストではなかったよう。

 

先生が

「辞書を使いたい人はいますか?手をあげて」と言うので

「えΣ(゜□゜)?!スウェーデンって、テストのときに辞書使ってもいいの???」とびっくりして

一緒の机(丸い机をシェアしてのテストでした^^;)だった、どうやらCクラスの男の人に

「テストのときに辞書使ってもいいの?」と訊いてみると

「わからない^^;」とのことだったので

辞書を取りに行った先生を追いかけて

「あの、テストのときに辞書使っていいの?」と訊いてみると

「あぁ(笑) あなたはナショナルテストが初めてだったわね。あなたはダメよ^^ Dクラスの人は辞書を使えないの」と教えてくれました。

 

 

そして始まったテスト。

Dクラスのスケジュールでは

「読み」「読み」「ヒアリング」の順で1項目1時間からもう少しくらいの時間で組まれていて

テストとテストの間が5分しかあいていなかったので

「えーーー(*_*)ほぼぶっ続けじゃない(T_T)」思っていた私。

 

でも

もしはやく終われば

教室を出て行ってもいいとのことで

はじまってみると

SFIに入るにあたって

最初に受けたクラス振り分けテストに比べれば

ものすごく簡単だったので(何故振り分けテストがあんなに難しかったのか今でも謎です)

見直し時間を含めてもはやく終わることが出来て

教室を早めにでて小腹を満たしたりすることが出来ました^^;

 

 

 

早めに教室を出て

「多分、ここで待機してて良さそう」という感じの部屋で

持ってきたサンドイッチやフルーツをもぐもぐ食べたりしていると

私と同じDクラスのテストを受けていた女性が話しかけてくれました。

 

なんと彼女もディスタンスクラスの生徒とのこと🎶

6か月のあかちゃんがいるので

学校には通えないからだとか。

この日も赤ちゃんがいるので旦那さんが付き添いで来ていて

テストが終わるまで

赤ちゃんのおもりをしながら待っていました。

 

 

ヒアリングテストまでが終わり

またこの待合室のような部屋へ行こうすると

ディスタンスクラスの彼女とその旦那さんが

次のテストまでに1時間ほどあるし外へフィーカしに出ようと話していて

「きみも来る^^?」と

ふと振り返り旦那さんが誘ってくれました^▽^

 

「え?いいの(^▽^)?」と言ってお邪魔することに☆

 

 

なんと彼女は討論のテストで私とペアになる人だったので

「じゃあちょっとフィーカしながら話せるし練習にもなるね(*^^*)」といろいろお喋りしました。

ロシアで生まれたそうですが

小さいときに別の国に引っ越したそう(どこの国かは聞き漏れました^^;)

第一言語はアルジェリア語。

旦那さんはイラン出身なのでペルシア語。

旦那さんは5か国語を話せるそうでスウェーデン語もペラペラ。しかも訛りがありません(*_*)

帰ってからその日のことを話しているときに

ヨーランも「ぼくも彼と少し話したけど、スウェーデン語が流暢だからスウェーデンで生まれたのかと思ってたよ!」と言っていたほど。

しかも

グループの違う言語を5か国語話せるのです(*_*)

(例えばスウェーデン語は英語と同じゲルマン語系統のグループなので

英語やドイツ語を話せる人からすれば

似ているので覚えやすい)

 

いろんな言語を知っているからこそ

私たちにも分かりやすい言葉を使ってゆっくり話してくれるし

私が

「昔は英語を勉強していたんだけど、スウェーデン語を勉強し出してから、似ていることもあって頭が混乱して英語が出てこないの^^;」というと

「それは最初はそうだよ。スウェーデン語が落ち着いてしばらくすると昔覚えていた英単語がまた戻って来るから大丈夫^^」と経験を交えた話をしてくれたり

勇気づけられました(笑)

 

そんな2人は

家庭では3か国語で話しているのだそう。

だから2人のこどもは最初に何語を話し始めるのかしらと私も興味津々でした^^

 

だって

まだ話せない赤ちゃんですが

「あーあー、うー、むにゃむにゃばぶべべー」みたいな感じで

「何か」話しているのです。

もうじき言葉を話し始めそうだなぁと思って

でもまだ6か月の赤ちゃんだと聞いていたのでびっくりしていると

旦那さんが

「彼女の家系はみんな成長がはやいんだ。彼女の姪っ子なんて4か月から話し始めたんだよ。しかも単語じゃなくて”これちょうだい”とか、短い文章で」と(*_*)

彼女自身も

9か月のときには

自分で立って歩き既に言葉も話していたというので驚き(+_+)

 

「世界にはいろんな人がいるんだなぁ。」と感心しました(笑)

 

 

彼女は私より少し前にスウェーデンへ引っ越して来て

ディスタンスで勉強しているからか

「読み書きは大丈夫だけど話して聞くことが苦手なの」と

日本人にありがちなことを言うので

「わかるー(><)私も!!!」と

ものすごく親近感を持ちました(笑)

 

 

 

そんな彼女との討論テストも無事終わり

その後は1人ずつ呼ばれて教室へ。

先生2人を前に

出されたお題について自分の意見を述べるのですが

先生のうち(彼女は本当は事務の方で先生ではないのですが)1人が

ものっすごくうとうとしていて(笑)

緊張が少し和らぎました(笑)

 

学校へ行ったのは2回目

他の生徒さんに会って会話したのはほぼ初めてだった私。

良い出会いもあってお友達が出来て嬉しかったです(*´u`*)

 

 

 

 

テストのときの写真はもちろんないので(笑)

今日はおやつの写真を載せておきます^^;

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今回ストックホルムからスンスバルへ移動中

立ち寄った休憩場で買ったコーヒーとチーズケーキ(*´▽`*)

おいしかったです♪