1日に2本しかないバスに。
元々はヨーランたちと一緒に日曜日の午後
スウェーデンの少し北のいなかのお家、Monを後にする予定でした。
でも
「やすこ、Monに残る?」というヨーランの提案で
「ほんとだね!」と
ひとり残ることに。
だけど
3箇所を行ったり来たりして暮らしている私たち。
基本食料も持って移動しますし
買いすぎて冷蔵庫の中で悪くなってしまわないようにもしています。
Monに残るということは
予定していなかったことだったので
食料がなく(笑)
とりあえず火曜日の朝スンスバルに帰る予定で
あと少しだけMonに滞在することにしようかということで
2日分くらいの食料を追加で買ってありました。
でも
「もっと居たいなぁ」という気持ちもあり
食料を節約しつつ
アイデアを出してお料理すれば
もうちょっと滞在できるな
と思って延ばしていたのです。
水曜日の夕方には
「明日もなんとかここに残れそうだな!金曜日にスンスバルへ帰ろう!」と思っていました。
でも
連日たくさん身体を動かして
あまり食べないでいたのが響いたのか
水曜日の夜
急に体調が悪くなり(*_*)
「明日の朝帰ろう」と決意。
残してあった食料を食べました(笑)
するとあら不思議。
元気に(笑)
ヨーランには
「かわいそうに(笑) たくさん働いていたのにごはんがなかったから(><)」と笑われました(笑)
そんなわけで
作業に追われていたこともあり
水曜日の夜は徹夜で作業^^;
Monのお家を6:10には出ないといけなかったので
それまでに
水を止めたり
冷蔵庫のスイッチを切ったり
電気系統の処理や
家のまわりの道具を雪の積もらない屋根の下に入れたり。。。
暗いうちからあれこれしました。
5時半頃は
まだ本当に真っ暗で
「私あとちょっとで森を抜けていくのに、こんな真っ暗で大丈夫(*_*)?」と心配でしたが
しっかり明るくなってきてくれました^^
前日に作ったばかりの雪だるまに別れを告げ(笑)
重いリュックとカバンを背負いながら
バス停まで歩きます。
バス停までは
ゆっくり歩いて40分ほど。
朝6:50のバスを逃すと
夕方までないので
軽い緊張感が走ります(笑)
やっぱりとってもきれいで
もっとここに長居していたかったなぁと名残惜しく感じながら歩きます。
とても静かで穏やかで。
そしてものすごくきれいで。
ちょっと切なくなっていたところで
何か気配を感じて目をやると
近所の牛飼いさんところの牛でした(笑)
じぃっと見つめて見送ってくれます^^
いつまでもいつまでも
私が見えなくなるまで見送ってくれました(笑)
そしてまた1人歩きます。
もちろん
誰とも会いませんし車も見ませんでした。
バス停までの道のりで出会ったのは牛だけ(笑)
今はもう廃墟となっている
ヨーランのお父さんお母さんや叔母さんも通った学校の脇に
動物の足跡がありました。
かわいい(*´▽`*)
バス停の通りにやって来ました。
私はこの方向へ向かうバスに乗るんです。
この道路はさすがに
ときどき車が通りますよ^^
そしてこれがバス停の待合所です。
バス停の前にはこの建物。
ヨーランがこどもだった頃は
ここはお店だったのだそう。
今は空き家となっています。
元お店と
通りを挟んだところにあるのは
昔の教会です。
今は使われていません。
もしかしたら
年に何回かだけ使っているかもしれませんが。
教会から
ちょっと離れたところにある
大きな建物は
多分集会場といった感じでしょうか。
夏に
ここでオークションがあったので
私も参加したことがあります^^
しばらく待ったあと
ほぼ定刻通りにバスがやって来ました(^^♪
バスに乗ると
運転手さんがすごくフレンドリーに挨拶してくれたので
「あれ?知り合いだったかな?」と一瞬考えましたが
知らない人でした(笑)
バスの中は運転手さんと私だけ。
運転手さんはラジオを聞きながら運転中。
私はいつもとは違う景色に見入っていました(バスに乗っているのでいつもより高い位置から景色を楽しめます♪)