お誕生日。
10月24日は私のお誕生日でした。
スウェーデンで迎えるはじめてのお誕生日。
それにヨーランのお誕生日は
ちょうど日本のゴールデンウィークと重なるので
毎年一緒に過ごしていましたが
私のお誕生日を一緒に過ごすのははじめてでした。
朝起きて
「やすこはまだ寝てて」と言われたので寝ていると
しばらくしてスウェーデンのお誕生日の歌を歌いながらヨーランが入って来ました^^
キャンドルと
プリンセストータ(プリンセスケーキ)
コーヒー
そしてケーキの取り皿を持って。
はじめてヨーランのお誕生日をうちで祝ったときに
私がやってあげたことはありましたが
やってもらうのははじめてで
とっても嬉しかったです^▽^
キャンドルの灯りがあったので
なんとかなるかと暗いまま撮ってみましたが無理ですね^^;
枕元のランプをつけました(笑)
写真を撮っている間に
もう1度出て行ったヨーランが大きな包みを抱えて帰って来たと思ったら
プレゼント♪
実は家事をしているときに
大きな包みを前もって発見してしまっていた私(ちゃんと見つけてしまったことは報告しましたw)
もうフライングでシャワーのフィルターはもらったし
こんな大きな包み、何だろう?
と思いながらあけてみると
加湿器(>▽<)b
私のお肌の調子が少しでもよくなるようにと
硬水から軟水にするようなシャワーのフィルターの他に
乾燥が厳しいので加湿器を探していてくれたのです(T▽T)アリガトウ‼
そしてきれいなお花(*´▽`*)
あと2人で旅行に行こうねという招待状をくれました☆
私の体調を気にして
忙しいのにいろいろ調べて探してくれていたことを思うと
とっても嬉しくなりました(;_;)
そのままベッドでケーキを頂いても良かったのですが
せっかくだからみんなで食べたいと思って
キッチンへ移動します^^
果林さんはちょうど練習中で
お部屋からお琴のきれいな音色が聴こえてきます。
コーヒーを準備しようとコンロの前に立ったとき
これを見つけました(>▽<)
果林さんが置いていてくれたのです♪♪♪
果林さんもヨーランたちとのツアーで忙しかったのに
合間に作ってくれていたことを思うと本当に感謝(><)
コーヒーの準備をしているうちに
果林さんもお部屋から出てきて
3人で朝ごはんの前にプリンセストータを頂きました(笑)
おいしかったーーーーー(><)
プリンセストータは「すごく」甘いものが多いのですが
これは甘すぎずとっても美味しかったです:9
穏やかで
しあわせいっぱいの朝になりました(*´▽`*)
私のお誕生日はたまたまツアーの合間のお休みだったので
ロッピスに行きたいと言っていた果林さんとヨーランと一緒に近くのロッピス巡りをしてきました。
久しぶりに少しだけのんびりした時間を過ごせて嬉しかったです(*´u`*)
ヨーランが
「夜は外に食べに行こう。だから今日は夜ごはんのことを考えなくていいからね」と言ってくれていたので
ヨーランと果林さんと3人でごはんを食べに行くのだと思っていた私。
直前になって
「マッティンも来てくれるって^^」とヨーラン。
今回のツアーのベーシストであるマッティンも来てくれることになりました^▽^
ヨーランの勧めで
後日私のお誕生日会を開く予定になっていたのですが
マッティンはその日はストックホルムにいるとのことで来られないと言っていたので
夜ごはんを一緒に食べに来てくれることに嬉しくなりました^^
そして
予約していてくれたお店に向かう途中
ヨーランが
「プッテとクラーラも来るよ^^」って。
ファンニはこのときスンスバルにいなかったので
ツアーを一緒にまわっているファンニ以外のメンバーがみんな集まってくれることになりました(><)
みんな昨日の夜にヨックモックから帰って来て
疲れているだろうに
本当に良いのかしら(><)??
お店に着くと
急に予約を入れたのに
スタッフさんがテーブルにバルーンをセッティングしていてくれました^▽^
嬉しい!
みんなでごはんを食べて笑って
お誕生日の歌を歌ってもらって(T▽T)
とってもとっても嬉しいひとときでした☆
北スウェーデンへのツアー終了。
ヨックモックでのコンサートが終わり
翌日朝はやくにスンスバルへ向けて出発しました。
せっかく来たヨックモック
もっと町の中を歩いたりしてみたかったのですが
お店がお休みの日と重なっていたため歩いてもあまり観光出来なさそうだったことと
雪の予報が出ていて道が悪くならないうちに帰った方が良いという判断
そしてその日の夕方からプッテはスンスバルでコンダクターのお仕事があったので
帰って少しでも休む時間が出来た方がいいねということで。
ヨックモックに来た日もそうでしたが
この日もお天気が大丈夫なうちに目的地まで到着することが出来ました(*´u`*)
ヨーランはレンタルしていたミニバスを返却しに行ったり
ちょっとお仕事しに行ったりしていたので
お家にある材料で春巻きの準備をして
お琴の果林さんと帰って来たヨーランとで頂きました^^
日本とスウェーデンの昔話的な話題になり
日本の河童を説明するために果林さんが「私持ってる!」とお部屋に取りに行ったので
河童のイラストが入った何かを持っているのかと思ったら
なんと自作の切り絵が出てきましたΣ(゜□゜)
果林さんはヨーテボリのこどもシアターでも定期的にお仕事をしていて
そのとき使うために作っているのだそう。
とっても素敵な世界感で
「お家のなんの変哲もない壁でこんなに素敵な影絵が見られるだなんて!」と
キッチンの壁の見方がそれまでとかわりました(笑)
この日は私のお誕生日前日だったこともあり
夜私がリビングに座りだした頃
ヨーランが
「これからもうキッチンは使わない?ちょっとシークレットだからもうキッチンには入らないでね」と(笑)
何やらいろいろ準備してくれていました(*´u`*)
寒いところのあったかい人たち。
バタバタとしていて
ツアーのつづきの記事を書くのが遅くなってしまいました。
ピーティオからヨックモックへ向かう途中でトナカイの群れに会い
雪の中を進んでたどり着いたヨックモック。
日本のお菓子会社で
「ヨックモック」という名前を聞いたことがある方も多いのではないのでしょうか^^
その名前の由来の町です。
会場入りして
早速サウンドチェックに入ります。
マッティンのベースの音がなかなかすぐにうまく行かなかったようで
マッティンがPAさんのところに行って
会場に響くベース音を聴きながら判断できるよう
途中少しだけヨーランがベースを弾くという場面が(笑)
とてもめずらしいひとこまなので写真に撮っておきました(笑)
2枚目の写真でたまたま写り込んだ
ファンニ(フィドル)の後ろ姿が唖然としているように見えて好きです(笑)
私はこの日もCD販売の係りをしていましたが
ヨーランたちのステージ中はアンコール直前まで会場で観ていて
今回は2階席に1人座り
果林さんのカメラで撮影をするという役割も担っていました。
そんなわけで写真も2Fからのものです。
どういう賞なのかわかりませんが
コンサートがはじまる前にヨーランが賞を頂いてました^^
そして本番へ。
会場についてスタッフの人と話したり
他の人と話すのを聞いていたときにも
「あぁ北スウェーデンに帰って来た」と感じましたが
コンサート中のお客さんの様子を上から観ているときも
ものすごくそう感じました^^
スウェーデンの人は
コンサートを観ているときでも
日本の観客に近いところがあって
わりとおとなしいのですが
この日のお客さんたちは更におとなしく数人が少し揺れているのが見えましたが
殆どの人は微動だにせずステージへ目を向けています。
でも
楽しくないから微動だにしないわけではないんです。
内ではものすごく楽しんでいるんです(笑)
終わった後の拍手の大きさや声援ではそれが伝わって来ます。
この日の会場のステージからは
お客さんがあまり見えなかったらしいのですが
「お客さんの反応は暗くて見えなかったけど、すごく楽しんでくれているのが伝わって来た」とフィドルのファンニとチェロのクラーラが言っていました(*´u`*)
みんながみんなではないですが
北の人はわりと表情から気持ちを読み取るのが難しいことがあります。
私のお友達で
ラップランドのフィンランド語訛りのスウェーデン語を話す地域出身の女性がいて
後でヨーランから教えてもらって知ったのですが
そこ出身の人は珍しいらしく
ヨーランは
私がキルナに友達がいることにまず驚き
その1人がまた特別な地域出身の人だということにまた驚いていました^^;
あまり笑わないし
声も低めで
常に低いトーンで話すので
最初は「とても面倒見良くしてくれるし、よく話しかけてくれるけど、私のこと気に入ってくれているのか、あんまり好きじゃないのか、、、???」と思っていたことがあります(笑)
でもとっても気に入っていてくれていたのでした^^
冗談も無表情で言うので最初は笑っていいのかダメなのか分からなかったのですが
今ではそういうのもわかるようになりました(笑)
とーーっても優しくてあったかい女性です(*´u`*)
勿論
そのお友達も仲良くなるとよく笑ってくれるようになりましたし
最初から表情でちゃんとわかるフレンドリーな人もたくさんいます。
北スウェーデンの人とふれあっているとき
とっても寒いところに住んでいるのに
とってもとってもあったかい人柄を感じることがよくあります。
この日のお客さんたちも
心地よい人たちでした^^
終わってからホテルにて。
みんなでお喋りしながら一杯^^
楽しかった(*´▽`*)
トナカイの群れ。
ピーティオの大急流でランチを食べてから
再び北へ向かいます。
車中
マッティンとヨーランが
「トナカイに気を付けないと」と言うので
「ムースじゃなくてトナカイ?」と訊いてみると
マッティンが
「そう。トナカイはけっこうのんびりしてるんだ。車が来てもなかなかどかないんだよ」と教えてくれました。
よく
ムースやトナカイが飛び出てきて事故になるという話は聞きますが
どかなくて困るというのははじめて聞きました(笑)
私は元々北スウェーデンが大好きだったので
北極圏の町、キルナにはよく行っていて
車で移動中
道端にいるトナカイやムースを何度も観たことがありましたが
どかなくて困ったことはなかったので
「ふぅん、そうなのかなぁ?」
と思っていました。
そしてまたいろいろお喋りをして盛り上がっていた頃
運転していたヨーランが急にスピードを落としました。
びっくりして前を見ると
トナカイの群れでしたΣ(゜□゜)
車内は大盛り上がり(笑)
私もこんなにたくさんのトナカイの群れと道端で出会ったことはなかったので
びっくり!
そして
マッティンの言った通り
車が来ていても全然急ぐ様子もなく
のんびり車の前を歩いてました(笑)
白いトナカイの角がものすごく立派だったので
それももうちょっとちゃんと撮れたら良かったのですが残念(><)
でも良いものを観ることができました♪
しばらくして目的地のヨックモックが近づくと
雪が降って来ました(このとき10/22です)
景色もどんどん白くなります。
スンスバルを出発する前に
ヨーランが冬タイヤに履き替えておいてくれたので助かりました^^
ヨックモックに着くころには
地面が凍っていて
歩く時も気を付けていないと滑ります(*_*)
重い楽器や機材をミニバスから運び入れるので
心配でしたが
会場までのスロープにスタッフさんが砂を巻いてくれたので滑らずに済みました^^
ヨックモックはキルナへ向かう電車の車窓から観たことがあるくらいで
来たことはありませんでしたが
スタッフさんと話していると
やっぱりラップランドの人らしいところが感じられて和みます(*´u`*)
それもあって
はじめて来た場所なのに
「あぁ、帰って来た(*´▽`*)」と感じました。
今回の会場も古そう。
普段はコンサートの他に映画上映もしているみたいで
エントランスに映写機が(゜゜)
コンサートの模様などは次回の記事で書こうと思います^^
川から昇る虹。
北スウェーデンへのツアーのことを書いていっていますが
やっぱり元々大好きな北スウェーデンということもあってか
1日のことを全部書くとものすごく長くなってしまいそうな予感^^;
そんなわけで
1日分の出来事を数日間に分けて書いていこうと思います(笑)
朝
マッティンとヨーランと果林さんと私の4人で
学校内にあった卓球台で汗を流し(笑)
それからピーティオの学校を出て
お昼頃に通り掛かるくらいの場所に
ヨーランがランチの予約を入れておいてくれました。
大急流があるということで
建物の奥を観ると。。。(写真でわかりますかね?)
ものすごい規模!!!
予約時間までまだ少しあったので
向こう岸まで車で行ってみることになりました^^
↑これうまいこと作ってますよね。
好きだなぁと思って撮ってみました(*´u`*)
森の中を抜けて行きながら
どんどん流れに近づいていきます。
薄く凍っているのかと思いきや
既に乗ってみてもびくともしない厚さでした。
流れのところにツララも出来ています(写真で分かりづらいかもですが;)
さてさて大急流!
やっぱり写真だと規模が伝わりづらそうですね^^;
少しでも感じて頂ければ嬉しいです☆
向こう岸の木が真っ白になっていてきれい(^^♪
下流の方にある赤い建物が
今日のこの記事のにばんめに載せた写真の建物です。
みんなで観光^^
しばらくして流れの中から虹が出ました^▽^
ラッキー♪
ここはピーティオのピーテ川の大急流です。
看板も凍ってます^^;
多分
この地域のマークみたいなものなんだと思うのですが
私とお琴の果林さん、日本人2人にはどうしても赤鬼に見えます(笑)
そしてランチ♪
予約しておいてくれてありがとう(*´u`*)
おかげで美味しいランチを頂くことが出来ました☆
ピーティオでのワークショップ。
シアターでのコンサート翌日は
更に北上してピーティオという町まで移動しました。
だんだん辺りの色が変わるのを解って頂けるかなぁと
車の中から写真を撮ってみました^^
揺れている中で撮っているので見づらいかもしれませんが。。。
霜で白っぽい景色になってしばらくすると
雪がうっすら出てきました^^;
でもここはまだ北極圏には入っていません。
そしてお昼頃
目的地の学校へ到着しました^^
私はおなかが減っていなかったので食べませんでしたが
メンバーのうちおなかが減っていた数人はここ(食堂)でランチを。
私はフィーカを♪
この学校ではコンサートではなく
ワークショップをするという予定になっていました。
1秒か2秒くらいの瞬間だったのに
メロディカを演奏中のプッテの最高の瞬間を偶然撮ってしまい
あとでみんなに見せたら爆笑してくれました(笑)
ここからの↓
これです(笑)
コンサートではないので
ときどき音楽を勉強する学生たちのためになるような話も織り交ぜながら
演奏します。
みんな気になるはじめて観る・聴く楽器
お琴についても
果林さんから説明があって
みんなとっても興味深く聞いていました^^
その後は
マッティンとヨーランによる
もうひとつのワークショップ。
今回のCDに入っている比較的演奏しやすい曲を
みんなで弾けるように練習していきます。
最後はみんな携帯などを使って録音をして
帰ってからも練習出来るように^-^
私と一緒に教室の後ろで観ていた果林さんも
飛び入りで演奏していました^▽^
スウェーデンのこういうワークショップをいくつか見たり
参加してみて感じるのは
堅苦しくなく参加できるということです。
例えば間違えてもいいし
音を外してもいい。
やる気があって参加しているので
みんなが積極的だから
例えば1人だけ積極的な子がいて
他の子が「あいつ張り切りやがって(笑)」と
陰で他の友達を巻き込んで笑うような雰囲気が全っ然ないんです。
それに
長時間のワークショップ中
例えばずっと集中していて疲れてしまったら
「疲れて集中出来ないから私は次の演奏は休憩します。」と言って
歌のパートだけをやる子がいたりと
何かを言いだすことに変な緊張感を持ったりするような雰囲気でもなく
みんなのびのびとやっていることが本当に良いなぁと思います。
この夜は
下宿の生徒たちとお昼間のこのワークショップで練習した曲を中心に
セッション大会が予定されていました。
ついていってみるとダンスパーティー状態(*_*)
近所のおじいちゃんおばあちゃんたちも参加して賑わっていました^^
「おっと、、、これは参加したら踊らされるパターン(><)」だと思った私(笑)
ダンスもおいおい踊れるようになりたいとは思っているのですが
ツアーに同行している間
移民用のスウェーデン語学校SFIの勉強があまり出来ないので
「私勉強してきます^^」と言って部屋に戻りました^^;
楽しそうな音が流れる中(他の場所でも何かやっていた様子)
1人お勉強。。。
読まないといけなかった内容は
暴行死事件の記事。。。^^;
あぁ
楽しい記事が読みたい。。。
と思いながらの夜でした。
北スウェーデンへのツアー。
先週木曜日のSFIディスタンス(移民用スウェーデン語学校。私は通わず自宅で勉強しています)の口頭テストが終わり
翌日にヨーランたちが戻って来ました。
私の荷づくりももう完了していたので
わりと早めに次の町へ出発します。
ミニバスにはメンバー全員と私
合計7人で北スウェーデンのツアーへと出掛けました。
ツアーをしながら北上していく予定だったので
数時間のドライブで目的地の街に到着します。
まずはホテルにチェックイン。
ちょっと変わったところが観られるホテルでしたが
うちのお部屋は大丈夫でした^^;
そして会場となるシアターへと向かいます。
エントランスの雰囲気も会場の中も
古いものがたくさんで
素敵な空間(*´u`*)
私は搬入などのお手伝いや
CDの販売のお手伝いをしているので
この日も新しく発売されたばかりのヨーランのCDを売る係りとして働きます。
この日のトップバッターは別のバンドさん。
その後に少し休憩をはさんでヨーランたちというスケジュールになっていました。
休憩ではフィーカが始まります。
近くに老夫婦が立っていたので
売り場のソファを譲りました^^;
そしてヨーランたちの番。
私もアンコール前まで会場で観させてもらいました(^-^)
お客さんも楽しんでいてくれたようで
そういう顔を観ていると私も嬉しくなります^▽^
コンサートの後は
ヨーランとプッテとファンニとPAのお兄さんとでバーへ。
この町にいるはずのない
ヨーランの姪っ子が居てびっくり(*_*)
疲れていてホテルで先に休んでいるとのことで
その場にはいなかったけれど
なんとヨーランのお兄さんの奥さんも滞在中だったそうで
ヨーラン「それなら声を掛けておけば良かった(><)」
姪っ子「ママも知ってたら絶対行きたかっただろうに残念!」
と言っていました。
こんなところで会うなんて本当にびっくり^^;
みんなでたくさん笑って
楽しい夜でした☆